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30度を超える日が続きますが、皆様体調を崩されていないでしょうか?
エアコンなどの冷房機器は適切に使用し、水分補給をしっかりして熱中症にならないよう気をつけてください。
今回は子供の靴選びについてのお話です。
私には子供が2人いますが、いつも靴選びには苦労しています。
子供の足のサイズを測り、履かせてみて指先が余っているかどうか、履き心地は悪くないかの確認をしたり、目を離した隙に裸足で店内を駆け回っているのを捕まえたり、そこら辺の棚から持ち出してきた商品を元に戻したり。
特に後半が大変ですね。
実際に子供の靴を選んでいて、本当にこれでいいのかという疑問は常にありました。
この靴は足の成長を妨げないだろうか。
この靴は足の変形を防いでくれるだろうか。
靴の幅が広いのや狭いのがあるが、どれがいいのか。
ハイカットがいいのか、ローカットがいいのか。
そんなある日、私が所属する日本フットケア・足病医学会から「小児靴の手引き書」なるものが届きました。
中身はこんな感じです。
著作権の問題上、具体的に書くことはできませんがざっくり説明するなら
- 試着するときは中敷を外して、中敷と足を合わせて確認しよう
- 足先の余裕が5-7mmほどになったら新しい靴に交換を
- 裸足は足の感覚を養うのにはいいが、四六時中裸足や草履がいいわけではない。
- 靴紐・面ファスナーはしっかり締めて。中でずれないように固定するのが最重要。
そのほかにもいろいろと勉強になることがかいてありました。
走り回る子供への対処法が書いてなかったのが唯一の残念ポイントくらいです。
大切な子供の足のこと、変形をきたすと一生ものですから大事にしてあげましょう。
靴のことで少しでもお悩みの方は一読することを強く勧めます。
手引き書はクリニックの待合においてありますので、診察の待ち時間にでも見てみてください。
購入したいという方はこちらから購入することができます。
私は自宅用に一冊購入しました。
観賞用と布教用にあと二冊買ってもいいかな。
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石川県河北郡津幡町
皮膚科、形成外科、美容皮膚科
石倉クリニック
石倉 祐貴